知っておきたい10代一押しのインテリアWEBガイドブックが追記<チェック>
日本で主流のVORでは、方位によって信号を変えてよりわかりやすくなっている。だが電波方式は電波が届かないところでは役に立たない。それに代わるのが飛行機に備えられた装置だけで判断する自立航法だ。なかでも、飛行機に加わる加速度を利用した慣性航法が精度の高さから急速に普及している。これはジャイロ計器と呼ばれるコマと加速度計からなる慣性航法装置(INS)を用いて、加速度を計算。コンピューター処理して現在位置、方向、速度、距離を割り出していくものだ。また数年後には、カーナビでおなじみのGPS(全地球測位システム)を使った広域航法(RNA)の運用が検討されている。これは旅客機に搭載された高性能コンピューターとGPSを併用して自機の位置を割り出す航法で、人工衛星の電波を使うため、世界中で利用できる利点がある。また、慣性航法装置のように誤差も生じず、精度の高さも折り紙つきだ。すでに国内の旅客機の8割以上がこの性能を備えており、今後はこの航法が本格的に国内で運用される見込みである。さらに最近では、ND(ナビゲーションーディスプレイ)によって、電子ディスプレイ上に地図が表示され、自分の位置やルートを重ねられる。いわば自分の位置関係を一目瞭然にできるというもの。また気象レーダーの映像も表示できるなど画期的なシステムとして期待されている。まさに空の道も目で見える時代がやってきつつあるようだ。